インプラント手術の流れ

まずは歯の現状を詳しくお聞きし、インプラント治療がどういうものなのかをご説明いたします。
まだまだ聞き慣れない治療法だと思われる方もいらっしゃいますので、
きちんとご理解し、ご納得いただけるまで、何度でもご相談をお受けします。

ご相談時は治療はいたしません。またこの時点では一切の費用は要りません。

・レントゲン写真撮影
・歯肉、周囲の歯の検査
・噛み合わせの検査
・骨の状態の確認

などをおこない、過剰な負担のないようにしっかりとした設計をします。
また全身的な病気を持つ方、常用薬のある方などはお医者様と相談する必要がある場合もありますので
お気軽にご相談ください。

インプラント手術は局所麻酔を充分に効かせてからおこないますので
痛みを感じることはありません。
歯がなくなった部分の歯茎を切開し、ドリリングして
顎の骨の中にインプラントを埋め込むためのスペースをつくります。
その後、空けたスペースに元の歯の形に合わせたインプラントを埋め込みます。
埋め込んだら歯肉で蓋をし、インプラントと顎の骨が一体化するのを待ちます。
インプラントは人間の骨との生体親和性があるチタンという素材を使っています。
この素材を使うことにより、骨がインプラントを異物とみなさずに、
新しい骨とインプラントとを強固に一体化します。
人によって差がありますが約3ヶ月～5ヶ月でインプラントと骨が強固に一体化します。

検査時のデータを元に、歯科技工士がひとりひとりの患者様に合った
人工の歯をカスタムメイドで制作します。
顎の骨と一体化したインプラントの頭の部分に、
アパットメントと呼ばれる土台を取り付け、人工の歯を連結して装着します。

インプラントによって支えられた歯は従来の入れ歯やブリッジと違い、
隣接する歯を支えにしたり削ったりする必要が無く、
また外に見えるのは人工の歯だけなので、自然の歯のような見栄えと噛み心地を実感できます。